ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子個人第13戦を兼ねたジャンプ週間最終戦(ヒルサイズ=HS142メートル)は6日、オーストリアのビショフスホーフェンで行われ、小林陵侑(土屋ホーム)が3季ぶり2度目の総合優勝を果たした。最終戦は5位で、史上初の2度目の完全制覇は逃した。
ジャンプ週間3連勝で最終戦を迎えた小林陵は、2回とも133・5メートルの合計277・8点だった。佐藤幸椰(雪印メグミルク)が281・1点で今季自己最高の4位に入った。優勝はダニエル・フーバー(オーストリア)でW杯初勝利。
小林潤志郎は14位、佐藤慧一(ともに雪印メグミルク)は45位だった。(共同)
■小林陵侑の話 この2年間の結構苦しいジャンプ週間の思い出もある。(3季前の総合優勝と)違う味。またゴールデンイーグル(総合優勝者に贈られる黄金のワシのトロフィー)が取れてうれしい。(共同)