京都知事、蔓延防止「ただちに要請する状況ではない」

西脇隆俊京都府知事=京都府庁
西脇隆俊京都府知事=京都府庁

新型コロナウイルスの感染が拡大している京都府の西脇隆俊知事は6日、蔓延(まんえん)防止等重点措置について「ただちに政府に適用を要請する状況ではない」との考えを述べた。一方で、今後の状況を注視し、政府への要請が必要な場合は躊躇(ちゅうちょ)なく判断するとの意向を示した。

府では6日の新規感染者が121人と、昨年9月23日以来、約3カ月半ぶりに100人を超えた。

この日、府は新変異株「オミクロン株」の感染者について、これまでの全員入院させる方針を変更し、軽症や無症状の患者は宿泊施設や自宅での療養とすると発表。西脇知事は「病床の逼迫(ひっぱく)の度合いで府内の感染レベルを判断しているが、感染者数にも配慮して総合的に見ながら、要請については検討していく」と述べた。

また、大阪、兵庫など隣接する府県と実施している宿泊料の割引事業についても「今日の段階で停止する考えはない。感染拡大がさらに進んだ場合は、状況に合わせた対応を考える」と述べた。