大阪505人感染 オミクロン株は「驚異的な拡大力」

新型コロナウイルス新変異株「オミクロン株」の感染拡大に危機感を募らせる大阪府の吉村洋文知事=6日午後、大阪府庁(尾崎豪一撮影)
新型コロナウイルス新変異株「オミクロン株」の感染拡大に危機感を募らせる大阪府の吉村洋文知事=6日午後、大阪府庁(尾崎豪一撮影)

大阪府は6日、新たに505人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。5日の244人から倍増した。吉村洋文知事は新変異株「オミクロン株」について「驚異的な感染拡大力」と警戒する一方、自粛要請の基準「大阪モデル」で定めた目安に達していないとして、現時点で蔓延(まんえん)防止等重点措置を政府に要請することに否定的な姿勢を示した。

府によると、6日までの直近7日間の累計感染者数は1157人となり、前週比4・57倍に増加。オミクロン株感染者は6日判明の18人を含め累計171人に上るが、重症化した患者はいない。吉村氏は記者会見で「非常に強い警戒感を持っている」と述べた。

府は軽症・中等症病床について、病床確保計画の5段階のうち、最も低い現在のフェーズ1から一気にフェーズ4まで引き上げ、2700床程度を運用することとした。

一方、大阪モデルの警戒基準である直近7日間の人口10万人当たりの新規感染者数35人以上▽病床使用率20%以上▽重症病床使用率10%-には達していない。吉村氏は重点措置の要請について「感染拡大力が強いことと重症化率を踏まえ、(大阪モデルの)基準をベースに考えたい」とした。