春高バレー

女子2回戦 近江兄弟社(滋賀) 持ち味生かせず

【進徳女-近江兄弟社】第2セット、スパイクを放つ近江兄弟社の村松希有子(7)=東京体育館(鴨志田拓海撮影)
【進徳女-近江兄弟社】第2セット、スパイクを放つ近江兄弟社の村松希有子(7)=東京体育館(鴨志田拓海撮影)

「ジャパネット杯 春の高校バレー」として行われる第74回全日本バレーボール高等学校選手権大会(産経新聞社など主催)は6日、東京体育館(東京都渋谷区)で男女の2回戦32試合が行われた。滋賀県代表の女子・近江兄弟社は、進徳女(広島)の牙城を崩せず、ストレートで敗れた。

春高で初の初戦突破を果たした近江兄弟社。だが、最高到達点302センチの松前裕子(3年)擁する進徳女の高い壁にはね返され、熱戦に終止符が打たれた。

第1セット。序盤で6連続ポイントを奪われるなど、持ち味であるラリーからの得点に持ち込めなかった。第2セットもリードを許し、相手の高さとスピード攻撃に苦しめられた。

だが、最後までだれも諦めなかった。大きく流れが傾きかけると、エース五十嵐樹(いつき)(3年)が強烈なスパイクを打ち抜く。「苦しい中で全員がつないでくれたボール。しんどいときに決めるのが自分の役割」とワンサイドにさせなかった。

選手たちは「悔しい」と口をそろえた。だが、学校史に新たなページも刻んだ。けがを乗り越え躍動した青山あやみ(3年)は「みんなとできて楽しかった」。主将の山本麻菜(3年)は「春高で終われてよかった」と感謝した。

近江兄弟社・伊藤将史(まさし)監督 「力を出し切れず、悔しくて仕方ない。だが、我慢し続けて頑張ってきたチームを誇りに思う。下級生にいい姿も見せてくれた」