電機連合3千円以上で検討 ベア要求、前年から増額

電機メーカーの労働組合でつくる電機連合が令和4年春闘で、基本給を底上げするベースアップ(ベア)の統一要求額に関し、月額3千円以上とする方向で検討していることが6日、分かった。各社の業績が回復傾向にあるとして、3年の2千円以上から増額し、新型コロナウイルス禍前の水準に戻す。27日の中央委員会で正式に決定する。

自動車や電機などの産業別労働組合(産別)でつくる金属労協が、3千円以上とする方針を既に決定しており、足並みをそろえる。

電機大手はITや第5世代(5G)移動通信システム関連が好調で、業績は堅調に推移している。日立製作所の3年9月中間連結決算は売上高、最終利益ともに前年同期に比べて3割近く増加した。ただ新型コロナの新変異株「オミクロン株」の感染急拡大や、半導体不足など先行きには不透明感もある。