「ジャパネット杯 春の高校バレー」第74回全日本バレーボール高等学校選手権大会は6日、東京体育館(東京都渋谷区)で2回戦が行われ、秋田県代表の男子・雄物川は霞ケ浦(茨城)と対戦し、ストレートで勝った。
雄物川の快勝だった。警戒していた霞ケ浦のエース・青木の強打とフェイントに対し、作戦通り徹底したブロックと粘り強いレシーブで封じ込めた。一方、攻撃では左利きで187センチの石塚がライト、188センチの角田がレフトで快打を連発し、着実に得点を重ねた。
両エースにボールを振ったセッター・高橋歩が「信頼して2人に託した」といえば、角田は「初戦の力みがとれて、最高のプレーができた」。主将でもある石塚は3回戦へ「自分たちのやることを徹底し、挑戦者として向かっていく」と決意を示した。
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◯雄物川・宇佐美大輔監督「狙い通り相手エースを抑えたのが勝因。石塚と角田もよく打った。今後も攻め続けるバレーを徹底したい」