裁判員「一歩間違えば…」 難しい判断に苦悩も

岡山県津山市の小3女児殺害事件で、被告に無期懲役の判決が言い渡された岡山地裁の法廷=6日午後(代表撮影)
岡山県津山市の小3女児殺害事件で、被告に無期懲役の判決が言い渡された岡山地裁の法廷=6日午後(代表撮影)

岡山県津山市で小学3年の女児=当時(9)=を殺害したとして殺人罪などに問われた勝田州彦(くにひこ)被告(43)に無期懲役を言い渡した裁判員裁判で、審理に参加した裁判員3人が6日、岡山地裁の判決後に記者会見に応じた。被告側が無罪主張を続け客観的証拠がない中での審理に「一歩間違えば…」「判断が難しかった」と苦悩を明かした。

岡山市の30代医療事務の女性は「一歩判断を間違えれば無罪の人を有罪にしてしまう。『被告人が犯人ではないといえない』と(いう根拠を)探していく作業が難しかった」。同県倉敷市の20代男性会社員も「自白を信用するか判断が難しかったが、評議の中でさまざまな意見を聞き自分の意見も言えて今はすっきりした気持ち」と振り返った。