「ジャパネット杯 春の高校バレー」第74回全日本バレーボール高等学校選手権大会は6日、東京体育館(渋谷区)で2回戦計32試合が行われた。都勢は6校が登場、女子の下北沢成徳は城南(徳島)に勝利し、3回戦に進んだ。
この日が初戦の下北沢成徳が圧倒的な強さで城南を下した。第1セットは5―5まで拮抗(きっこう)。その後、初戦の緊張感を打ち破るように古川がチームトップの最高到達点300センチという跳躍力を生かし、2枚のブロックを打ち崩すと、チームは得点を重ねる。谷島も強烈なスパイクを決めるなどしてこのセットを先取する。
体力づくりに重点を置いて練習を重ねてきた下北沢成徳。第2セットはその成果がみられた。佐藤が鋭角のスパイクを決めれば、谷島も強打を放つなどパワーで圧倒し、25―10の大差で勝利した。