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北朝鮮がミサイル発射か 海上保安庁発表

正論

年頭にあたり 中国の台湾統合に理はあるのか 拓殖大学顧問・渡辺利夫

拓殖大学顧問 渡辺利夫氏
拓殖大学顧問 渡辺利夫氏

中国が国共内戦を経て国家統一へと向かう過程において、唯一取り残した地域が台湾である。「祖国統一」は中国にとってなお未完のテーマであり、数ある中国の「核心的利益」の中でも最も重要なものだとされる。しかし、台湾が中国の一部だという中国政府の主張には、何か合理的に説明できる政治的あるいは法的な根拠があるのだろうか。

「幻の合意」の正体

2000年4月に台湾政治大学で開かれたセミナーにおいて、行政院大陸委員会の一委員が次のように語ったといわれる。台湾側窓口機関と中国側窓口機関との1992年の香港協議において双方が「一個中国」を守ることに合意した。中国側は「一個中国」を堅持すると主張する一方、台湾側はその解釈は双方異なる(「各自表述」)と表明したという。合意文書は存在していない。当時の総統・李登輝氏、香港協議に参加した台湾側窓口機関トップの辜振甫(こ・しんぽ)氏のいずれもが合意の存在を認めていない。「幻の合意」である。

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