NY株反落、392ドル安 FOMC議事録受け売り

5日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比392・54ドル安の3万6407・11ドルで取引を終えた。連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録公開を受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策の正常化を前倒しするとの見方が広がり、売りが優勢となった。

ハイテク株主体のナスダック総合指数は大幅続落し、522・55ポイント安の1万5100・17。下げ幅は2020年9月以来、約1年4カ月ぶりの大きさとなった。

昨年12月のFOMCの議事録で、事実上のゼロ金利政策解除の前倒しや、その後の利上げを早める可能性に言及していたことが判明。米長期金利が上昇し、相対的に割高感が意識されたIT関連銘柄に売りが出た。前日までダウ平均が2日連続で過去最高値を更新しており、高値を警戒した利益確定の売りも出た。

個別銘柄では、ITのセールスフォース・ドットコムやマイクロソフトの下落が目立った。医薬品のメルクは買われた。(共同)