チーム14人で挑んだ日立二の春高が幕を閉じた。粘り強いレシーブからエース・福田を中心にスパイクを連発したが、終始、相手の高さに圧倒された。
第1セットは、徹底的にマークされた福田の代わりに、須田が「ジャンプ力を生かした」とスパイクで得点を決めるが、点を詰められず、このセットを落とす。大畠監督が福田に「思い切り打ってこい」と送り出した第2セット。必死にボールを福田に集めて積極的に攻めるものの、最後まで劣勢をはね返すことはできなかった。
高校バレー最後の試合を終えた福田は悔しさをにじませつつも、「楽しかった」と充実ぶりを口に。「来年はリベンジしてほしい」と後輩に託した。
●日立二・大畠康弘監督「相手が強かった。ブロックが追いつかず、ボールを拾うことができないなど力の差があった」