古代人も夢中?奈文研がボードゲーム「かりうち」復元

試作品はボードとコマ、かりの3つ。ルールは、2チームに分かれ、交互にかりを投げて目の数だけ円形にコマを進め、4個のコマすべてを先にゴールさせた方が勝ち。2投目以降、残りのコマは好きなタイミングでスタートさせることも可能で、戦略を練る頭脳ゲームだ。相手と同じマスに止まれば相手を後退させるどんでん返しもあり、最後まで勝負は分からない。

平城宮跡歴史公園の朱雀門ひろばで「かりうち」を楽しむ参加者=奈良市(奈良文化財研究所提供)
平城宮跡歴史公園の朱雀門ひろばで「かりうち」を楽しむ参加者=奈良市(奈良文化財研究所提供)

昨年11月には平城宮跡歴史公園で一般参加による初の対戦試合を実施したところ、子供からお年寄りまで約20人が熱中した。

奈文研では今後製品化を進め、教育現場などでの活用を検討。全国に普及させ、将来的には平城宮跡で全国大会を開いて、各地の遺跡の活用にもつなげたいという。

小田さんは「かりうちをきっかけに、当時の生活や文化を知ってもらいたい」と意気込んでいる。(岩口利一)

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