東海大大阪仰星、因縁の東福岡に勝利 頂点奪取に自信

【東海大大阪仰星ー東福岡】前半、トライを決めて喜ぶ東海大大阪仰星フィフティーン=花園ラグビー場(水島啓輔撮影)
【東海大大阪仰星ー東福岡】前半、トライを決めて喜ぶ東海大大阪仰星フィフティーン=花園ラグビー場(水島啓輔撮影)

東海大大阪仰星が優勝候補の筆頭格を力強いラグビーで退けた。5日に大阪府東大阪市の花園ラグビー場で行われた全国高校大会の準決勝で東福岡を42―22で下し、4大会ぶりの決勝進出。湯浅監督は「最後まで基本を徹底した。すばらしいゲーム」とたたえた。

風下に立った前半、先に2トライを奪われたが、焦りはなかった。主将のナンバー8薄田は「ここまでは想定通り。もう一度自分たちのラグビーをやって、しんどいことを楽しもう」と仲間を励まし、組織的な防御で踏ん張り続けた。

反撃開始は前半24分。ゴール前の密集からプロップ石原がトライ。28分には敵陣ゴール前で相手のキックをCTB野中がチャージで防ぎ、インゴールで押さえて逆転に成功。後半は素早い集散とサポートのぶ厚さで優位に立って、力強く4トライをもぎ取った。

東福岡は借りを返したかった相手だ。前年度大会は準々決勝で対戦。21-21のドローとなり、抽選で涙をのんだ。選抜大会は準決勝で完敗。薄田は「フィジカルで圧倒された」と筋力強化に取り組み、ベンチプレスは110キロから130キロに、スクワットは170キロから200キロを超えるまでに成長した。1トライのほかGK6本すべて成功と活躍した野中は「日本一を目指してやってきた。全員で戦って優勝したい」。頂点奪取に自信を深める白星になった。(上阪正人)