感染急拡大地域で自宅療養可能に オミクロン株

新型コロナウイルス感染者の療養体制などに関し、取材に応じる後藤厚労相=5日午後、厚労省
新型コロナウイルス感染者の療養体制などに関し、取材に応じる後藤厚労相=5日午後、厚労省

後藤茂之厚生労働相は5日、記者団に対し、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」への対応について、これまでの陽性者全員を入院させる措置から、感染が急拡大する地域では自治体の判断で、症状に応じて宿泊・自宅療養に切り替えることができるよう、各自治体に通知したことを明らかにした。医療逼迫を回避する狙いがある。

これまではオミクロン株の陽性者全員を入院させ、濃厚接触者は宿泊施設に待機させる措置を取っていた。新しい対応では、経口薬が投与可能な体制など在宅医療態勢が整った自治体で感染の急拡大が確認された場合、病床使用率や医療の逼迫状況などを総合的に判断し、宿泊・自宅療養施設や自宅待機に切り替えることができるとしている。

岸田文雄首相は4日の記者会見で、オミクロン株に対する現行の措置を見直す考えを示していた。