春高バレー

群馬 男子の明和県央、格上相手に及ばず 女子の健大高崎、ミスで失点力尽く

【第74回春の高校バレー男子1回戦 市尼崎(兵庫)対明和県央(群馬)】第2セット ブロックに跳ぶ、明和県央の平沢唯(8)と岩田琉斗(13)=5日、東京体育館(鴨志田拓海撮影)
【第74回春の高校バレー男子1回戦 市尼崎(兵庫)対明和県央(群馬)】第2セット ブロックに跳ぶ、明和県央の平沢唯(8)と岩田琉斗(13)=5日、東京体育館(鴨志田拓海撮影)

「ジャパネット杯 春の高校バレー」として行われる第74回全日本バレーボール高等学校選手権大会は5日、東京体育館(東京都渋谷区)で1回戦40試合が行われた。群馬県代表の男子・明和県央は市尼崎(兵庫)と、女子・高崎健康福祉大高崎(健大高崎)は東京都市大塩尻(長野)と、それぞれ対戦したが、男女ともストレート負けを喫し、初戦で姿を消した。

▽男子1回戦

市尼崎  2 25-17 0 明和県央

25-16

明和県央は、主将の新井とエース・堤の3年生2人を軸に下級生が速攻や時間差で絡んでいくのが強み。6年ぶり2度目となる晴れ舞台だったが、昨年大会4強の市尼崎の前に力を発揮できなかった。

第1セット、長いラリーが続く中、堤の攻撃などで得点を重ねる。「サーブの狙い所などは事前の作戦通り」(山本監督)だったものの相手を崩しきれず、逆にサーブレシーブのミスや相手の高いスパイクに苦しみ、じりじりと点差が広がっていく。

終盤まで流れをつかみきれないまま17―25でセットを落とすと、第2セットも連続で得点を許すなど劣勢で、点差を詰められない。「うちはアタッカーが限られている」(山本監督)という弱みもあって、頼みの堤も「パワー不足を感じた」。その言葉通り、このセットも奪われた。

主将の新井は試合後、「(事前の分析通り)自分たちのバレーもやれたが、相手は最初から力を発揮してきた」と唇をかんだ。

●明和県央・山本圭一監督「このチームとしては初の春高出場で(選手たちに)硬さもあり、力負けしてしまった。教訓は基本技術と身体作り。1年後をめざし強化していく」

【第74回春の高校バレー1回戦 東京都市大塩尻(長野)対高崎健康福祉大高崎(群馬)】第1セット、スパイクを放つ高崎健康福祉大高崎の石井莉湖(10)=5日、東京体育館(桐山弘太撮影)
【第74回春の高校バレー1回戦 東京都市大塩尻(長野)対高崎健康福祉大高崎(群馬)】第1セット、スパイクを放つ高崎健康福祉大高崎の石井莉湖(10)=5日、東京体育館(桐山弘太撮影)

▽女子1回戦

都市大塩尻 2 25-16 0 健大高崎

25-19

6年ぶり5度目の出場となった健大高崎は前回大会8強の都市大塩尻に挑んだが、ストレート負け。両セットとも序盤は一進一退ながら中盤以降、ミスから失点すると、たたみ掛けられ点差が広がる展開で、佐々木監督は「一枚も二枚も相手が上だった」と完敗を認めた。

第1セット序盤は都市大塩尻にも堅さがあり、逆に健大高崎の「雰囲気はよかった」(佐々木監督)。エース・竹内の「みんながつないでくれたボールは絶対に決める」との言葉通り、要所で強打を放つなどして粘りをみせた。ただ中盤以降は失点を重ね、最後まで流れを引き寄せることはできず、セットを落とした。

第2セットも追いかける展開となったが、ローテーションなどを代えてリズムに変化をつけた。状況に応じてコースに打ち分けられる遠藤葵に加え、高草木の強烈なスパイクなどで必死に食らいつく。

しかし、バランスのよい攻撃を繰り返す強豪相手に劣勢を挽回することはできず、力尽きた。

●健大高崎・佐々木雄司監督「自分たちのミスをから崩れた。そこを突きたたみ掛けてくる相手の方が一枚も二枚も上だった。フィジカルも基本も差があった。1、2年生中心の若いチームなので鍛え直したい」