東芝、綱川社長「進化への準備が本格化する年に」 再編計画に意欲

東芝本社が入るビル近くに掲げられたマーク=東京都港区
東芝本社が入るビル近くに掲げられたマーク=東京都港区

東芝の綱川智社長は5日、従業員向けの年頭のあいさつで、会社を3分割する再編計画について「令和4年はビジネスの特性が大きく異なる2つの事業グループが新しいリーディングカンパニーとして進化するための準備が本格化する年になる」と述べ、再編に強い意欲を示した。「企業価値向上に向けた最善策であることを確信している」とも述べ、計画成功への自信もみせた。

同社は原子力発電などの「インフラサービス」、パワー半導体などの「デバイス」の主要2事業を切り離し、5年度下期の上場を目指している。今年2月に投資家向けに説明会を開いた上で、今年度中に臨時株主総会を開く方針だ。再生に向けて、株主の理解をどれだけ得られるかが焦点となる。