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韓国野党候補、選対を解散 内紛続き支持低迷

5日、ソウルで記者会見する韓国の最大野党「国民の力」の大統領候補、尹錫悦氏(共同)
5日、ソウルで記者会見する韓国の最大野党「国民の力」の大統領候補、尹錫悦氏(共同)

3月の韓国大統領選まで残り約2カ月となる中、保守系の最大野党「国民の力」候補の尹錫悦(ユン・ソンヨル)前検事総長は5日、現在の選挙対策組織を解散し、新たに少人数の選対本部を立ち上げると発表した。同党では選対の人事などをめぐる内紛が長期化し、尹氏の支持率低迷が深刻になっていた。

現在の選対は過去の大統領選などで決定的な役割を果たし、中道層の支持が厚い重鎮の金鍾仁(キム・ジョンイン)氏をトップに据えたが、尹氏の側近らと金氏の間で主導権争いが続いた。尹氏は組織刷新で金氏と決別し、混乱の収拾を図る構え。5日の会見では「選対と党をしっかりと引っ張り国民に安心感を与えなければならなかったが、できなかった」と反省の言葉を述べ、「違う姿でやり直す」と強調した。

同党では金氏に先立ち、若者の人気が高い36歳の李俊錫(イ・ジュンソク)代表も尹氏側近らとの対立から選対組織を離脱。20~30代の有権者を対象とした直近の世論調査では、尹氏の支持率が与党「共に民主党」の李在明(ジェミョン)候補、中道系野党候補に次ぐ3位にとどまるなど、失速が顕著になっている。

一方、選挙戦を優位に進める与党の李在明氏は5日、先の党内予備選で熾烈(しれつ)な戦いを繰り広げた李洛淵(ナギョン)元首相とともに地方遊説を実施。党内の結束をアピールした。(ソウル 時吉達也)