沖縄で623人感染、重点措置要請へ

沖縄県の玉城デニー知事=5日午後、県庁
沖縄県の玉城デニー知事=5日午後、県庁

沖縄県は5日、新たに623人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日当たりの感染者数が600人を超えるのは昨年8月28日以来約4カ月ぶり。爆発的な感染拡大を受け、玉城デニー知事は政府に蔓延(まんえん)防止等重点措置の適用を求める考えを示した。

県によると、新規感染者のうち20代が332人で全体の5割以上を占めた。年末年始に若者たちが集まって飲食したことなどが影響したとみられる。大半は軽症だが、若者たちの感染が高齢者に広がれば医療提供体制が逼迫(ひっぱく)する恐れがあるとして、県は危機感を強めている。

県内では米軍基地キャンプ・ハンセン(金武町など)でクラスター(感染者集団)が発生したことなどもあり、先月下旬から感染者数が増加。年明け後に一気に拡大し、5日間で1000人超に達した。

玉城氏は5日、記者団の質問に「驚異的な数字だ」と述べ、蔓延防止等重点措置の適用について「今週中に対応できるよう政府に要請する」と話した。

県は6日に対策本部会議を開き、適用の要請を決定する方針だ。