浪速風

コロナ歳出と課税

幕を開けた令和4年。今年は2つの「後」に注目したい。2月後と7月後である。2月には北京五輪が終わり、秋の中国共産党大会に向けて中国が、国際的な良い子の仮面を脱ぎ捨てる懸念がある。7月には参院選が終わり、コロナ歳出を取り戻すためのコロナ税なるものが、政治課題に上る可能性が大きい

▶4年度予算案は史上最高の総額約107兆6千億円。そのうち約37兆円は新規国債、つまりは借金である。借金の総額は3年度末で1004兆円になる見通しだ。コロナで打撃を受けた経営者らに支援金を、生活困窮者には給付金を、等々と求めた果てに国は借金まみれだ

▶借りたものはいずれ返さなければならない。コロナ課税が政治日程に上るのは自明のことである。そもそも支援も給付も本当に必要不可欠なものばかりだったのか。国民が持つ金融資産(預貯金、株式など)は昨年9月末で1999兆8千億円もある。今年は心の豊かさを肝に銘じたい。