巨人のドラフト1位ルーキー大勢投手(関西国際大)が4日、兵庫県三木市の関西国際大グラウンドで練習を公開した。年末年始も休まず体を動かしたといい、「1年間けがしないように。1軍で勝負していきたい」と即戦力としての誓いを立てた。
球速160キロを目指す剛腕。プロのレベルで通用する制球力を身に付けるため、この冬は投球フォームのばらつきをなくすことに取り組んでいる。キャッチボールでは投げるたびに踏み出した足の位置を入念に確認し「理想とする形になってきたが、打者を立たせた時にもっと(同じフォームを)再現できれば」と意欲的だった。
兵庫県で生まれ育った。地元球団の阪神が同じセ・リーグだけに「活躍すればまたこっちで野球ができる」と甲子園での伝統の一戦で登板することも目標に掲げた。