小笠原の地震は岩盤内の横ずれ断層型 震度5強は平成27年以来

気象庁
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東京・小笠原諸島の母島で4日早朝に発生した最大震度5強の地震について記者会見した気象庁は、太平洋プレートがフィリピン海プレートの下に沈み込む際に、岩盤内で発生した横ずれの断層型との見解を示した。小笠原で震度5強の揺れを観測したのは平成27年以来だった。

気象庁によると、小笠原では過去にも同程度の地震が起きている。20年2月と3月には、地震の規模を示すマグニチュード(M)がともに6・6で、最大震度3を観測した。

震度5強を観測した27年の地震は、M8・1と規模が大きかったことに加え、震源が682キロと非常に深い場所で発生。このため強い揺れがプレート内を伝わり、神奈川県で震度5強を観測するなど、本土の広範囲でも地震を観測した。

駿河湾から日向灘沖にかけてのプレート境界が震源となると想定されている南海トラフ巨大地震との関係については、気象庁は発生場所が離れていることなどから「直接の影響はないと考えられる」としている。