アップル時価総額3兆ドル 米企業初、デジタル化成長

米アップルの株式時価総額が米企業で初めて3兆ドル(約345兆円)の大台を超えた(AP)
米アップルの株式時価総額が米企業で初めて3兆ドル(約345兆円)の大台を超えた(AP)

米アップルの株式時価総額が3日、米企業で初めて3兆ドル(約345兆円)の大台を超えた。主力製品iPhone(アイフォーン)の販売が好調なほか、アプリ市場や音楽配信などのサービス部門も伸びており、社会のデジタル化を背景に投資家の成長期待が継続している。金融緩和政策により米株式市場全体が上昇傾向という環境も後押しし、2兆ドル突破からわずか約1年4カ月で時価総額は1・5倍に膨らんだ。

日本企業最大のトヨタ自動車(約34兆円)の約10倍。東京証券取引所1部上場企業の合計約730兆円の半分近くに及ぶ。

アップルは故スティーブ・ジョブズ氏らが1976年に創業。アイフォーンのほかにパソコン「マック」、携帯音楽プレーヤーの「iPod(アイポッド)」などの革新的な商品を次々に生み出した。新型コロナウイルスの感染拡大によるリモートワークの進展や巣ごもり消費も追い風となって2020年10~12月期に約288億ドルの最終利益を稼ぎ出し、その後も好業績が続いている。21年のアップルの株価上昇率は30%を超えた。(共同)