米軍「キャンプ富士」新型コロナ感染累計41人 12月下旬以降

国立感染症研究所が分離した、新型コロナウイルスのオミクロン株の電子顕微鏡写真(同研究所提供)
国立感染症研究所が分離した、新型コロナウイルスのオミクロン株の電子顕微鏡写真(同研究所提供)

米軍の海兵隊の「キャンプ富士」(静岡県御殿場市)は4日、キャンプ内の新型コロナウイルス感染者が昨年12月27日以降、累計41人確認されたと明らかにした。インターネットのフェースブックで公表した。12月29日に発表していた10人から増加した。

うち少なくとも日本人従業員1人は静岡県側のゲノム解析により新変異株「オミクロン株」感染と判明し、その濃厚接触者4人にも同株が、3日までに確認されている。県や御殿場市、裾野市、小山町などはキャンプ側と南関東防衛局に、外出禁止も含めた対策徹底を申し入れている。

静岡県が国立遺伝学研究所(同県三島市)に依頼したゲノム解析でまず今月1日、キャンプ富士従業員とその濃厚接触者1人(いずれも富士保健所管内居住)、これと別に海外からの帰国者(西部保健所管内)の計3人がオミクロン株感染と判明していた。3日にはキャンプ従業員の濃厚接触者3人と、帰国者の濃厚接触者1人も同株感染と判明した。発症はいずれも12月下旬。

これで県内のオミクロン株確認は12月以来計8人となっている。キャンプ従業員は中等症Ⅰ(今月1日時点)だがほかは軽症で、いずれも入院した。ワクチンは全員2回接種済み。県は感染経路は特定できており「市中感染ではない」と判断している。

一方、静岡県内での4日の新型コロナ新規感染確認(米キャンプ含まず)は計3人。静岡市と清水町の各1人のほか、浜松市が東京都内居住の1人を発表した。直近1週間の県内人口10万人当たりは0・66人だが前週比では2・18倍で増加傾向にある。入院者は4日正午現在、17人。