東証大発会、4年ぶり値上がり 終値510円高

東京証券取引所の大発会。取引が始まって、日経平均が2万9000円を超えた=4日午前9時4分、東京都中央区の東京証券取引所(酒巻俊介撮影)
東京証券取引所の大発会。取引が始まって、日経平均が2万9000円を超えた=4日午前9時4分、東京都中央区の東京証券取引所(酒巻俊介撮影)

年明け最初の取引となる大発会を迎えた4日の東京株式市場の日経平均株価終値は、前年末比510円08銭高の2万9301円79銭だった。大発会で値上がりするのは4年ぶり。前日の米国株上昇が追い風となり東京市場でも買い注文が先行した。一方で、国内で新型コロナウイルスの新規感染者が再び増加したことは悪材料だった。

前日の米国では、景気の先行き期待などからニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均が上昇し、過去最高値を更新した。アップルの株式時価総額は世界の上場企業で初めて一時3兆ドル(約345兆円)の大台を突破した。

国内では、3日に東京都や沖縄県で新型コロナの新規感染者数が100人を超えた。年末年始で人出が増加したこともあり、さらなる感染拡大も意識された。

市場関係者は「今年は正常化に向かう米国の金融政策に市場の関心が集まる」と指摘した。