あなたも未来の宇宙飛行士に-。有人月探査を視野に入れた新しい宇宙飛行士の募集が13年ぶりに始まった。人類の活動域が国際宇宙ステーション(ISS)のある地球低軌道から深宇宙へ広がり、次世代飛行士は月に降り立つ初めての日本人となる可能性もある。宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、多様な人材を求めるとして学歴や専門分野を不問に。エンジニアや医師など大学卒の理系出身者に限られていた宇宙飛行士の門戸が、大きく開かれた。
「月世代」の飛行士
新たな宇宙飛行士の募集は2008年以来6回目。昨年12月20日から今年3月4日まで応募を受け付け、若干名を採用する方針だ。