駒大連覇は「厳しい」、帝京大は往路躍進 箱根駅伝

【第98回箱根駅伝 往路 芦ノ湖ゴール】2位でゴールする帝京大の細谷翔馬=神奈川県箱根町(撮影・佐藤徳昭)
【第98回箱根駅伝 往路 芦ノ湖ゴール】2位でゴールする帝京大の細谷翔馬=神奈川県箱根町(撮影・佐藤徳昭)

第98回東京箱根間往復大学駅伝第1日は2日、東京・大手町から神奈川県箱根町までの5区間の107・5キロに、関東の20校とオープン参加の関東学生連合を加えた21チームが参加して行われ、帝京大が2分37秒差の2位、総合2連覇を狙う駒大がさらに51秒差の3位で続いた。

帝京大が往路で過去最高となる2位に食い込んだ。「4年間、トレーニングをして成果を出す。それが学生スポーツのあり方。彼らに体現してほしいと思っていた」と中野孝行監督。3区の遠藤が区間4位、5区の細谷が2年連続区間賞と4年生が気を吐いた。選手の目標は「往路優勝」だった。細谷は「少し悔しい」と複雑な胸中を明かした。

トップの青学大とは2分37秒の差がある。中野監督は「ベストパフォーマンスをしてゴールまでたすきを運びたい。その先に何か見えるかもしれない」と、意識を自分たちに向けた。

総合2連覇を狙う駒大は往路を3位で終えた。青学大に3分28秒のリードを許す展開に、大八木弘明監督は「ちょっと厳しい」と率直に認めた。

エースの田沢が2区で区間賞の走りをみせてチームを先頭に押し上げたものの、続く3区の安原が区間16位と振るわず、流れに乗れなかった。

1万メートルで27分41秒68の好記録を持つ鈴木芽吹が補欠に控えている。復路での投入はあるのか。大八木監督は「6、7、8区としっかり走って、9区の時に(青学大と)1分差くらいでないと厳しい」と積極的な巻き返しを思い描いた。(宝田将志)