「希望と夢持てる良い年に」天皇陛下、動画で新年のお言葉

新年に当たってのビデオメッセージでお言葉を述べられる天皇陛下と皇后さま=令和3年12月28日午後、皇居・御所(宮内庁提供)
新年に当たってのビデオメッセージでお言葉を述べられる天皇陛下と皇后さま=令和3年12月28日午後、皇居・御所(宮内庁提供)

天皇陛下は新年に際し、ビデオメッセージで国民へのお言葉を寄せられた。新型コロナウイルス禍で実施が見送られた新年一般参賀に代わるもので、皇后さまもご同席。陛下はコロナ禍の影響で苦境にある国民に寄り添うとともに、「本年が、皆さんにとって、明るい希望と夢を持って歩みを進めていくことのできる良い年となること」を願われた。

陛下は、ワクチン接種や国民の努力で、国内では一時期に比べて感染状況が落ち着いていることを「明るい兆し」としつつ、新変異株「オミクロン株」の「脅威」や、感染者が増加している国が多いことにもご言及。コロナ禍で「仕事を失ったり、苦しい生活状況に陥る方も多く、心が痛みます」とし「多くの温かい手が差し伸べられることを願ってやみません」と述べられた。

また、昨年が東日本大震災の発生から10年に当たる年だったことについて、「多くの方々が、困難な状況の中で今なお苦労を重ねておられることを案じています」と気遣われた。

皇后さまは年末にかけて厳しい寒さとなったことに触れ「くれぐれもお体を大切に」と語りかけられた。

メッセージは5分55秒。宮内庁ホームページでの公開は、新年最初の宮中祭祀(さいし)「四方拝(しほうはい)」に合わせて1日午前5時半とした。

天皇陛下 新年ビデオメッセージお言葉全文