正論

年頭にあたり 「令和ルネサンス」を待望する 文芸批評家・新保祐司

文芸評論家 新保祐司氏
文芸評論家 新保祐司氏

令和も4年を迎えた。思い返せば令和に改元した当時、元号が初めて日本の古典(『万葉集』)から採られたこともあり、古代から日本の歴史を貫く精神に基づく時代がこれから始まるという期待は高かった。令和という格調の高い元号には、平成の沈滞した30年から脱却して日本にルネサンス(復興)を生む力があると感じさせるものがあったのである。

日本の精神は鍛錬され

それが、改元から半年余り経ったばかりで、令和2年の初めから新型コロナウイルス禍に見舞われることになった。そして、この2年間の苦難によって、当初の高揚感は消えてしまい、思い描いていた雰囲気とは様変わりした時代の中に我々は生きている。

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