米ニューヨーク中心部の繁華街タイムズスクエアで12月31日から1月1日にかけ、新年の到来を祝う恒例のカウントダウンイベントが開かれた。新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の感染が急拡大する中、来場者は約1万5000人に制限された。
年をまたぐ瞬間には、上空からきらびやかな球体が降下する「ボール・ドロップ」が行われ、色とりどりの紙吹雪が舞った。人々は歓声を上げたり抱き合ったりして新年の到来を祝った。
通常時の来場者は5万人以上に上るが、今年は規模を縮小し、参加者にはワクチン接種証明の提示とマスク着用も義務付けられた。前回も来場者は新型コロナ対応に当たった医療関係者らに制限されていた。(共同)