米感染48万人、過去最多 欧州各国、オミクロン主流

29日、米アナハイムで、ホッケーの試合前に観戦者らの新型コロナウイルス検査をする医療従事者(中央左)(AP=共同)
29日、米アナハイムで、ホッケーの試合前に観戦者らの新型コロナウイルス検査をする医療従事者(中央左)(AP=共同)

米疾病対策センター(CDC)は30日、29日に報告された国内の新型コロナウイルス新規感染者が約48万6千人だったと発表した。1日当たりでは過去最多を更新し、3日連続で40万人を超えた。欧州各国でも感染拡大が止まらず、英国やフランスでは新変異株オミクロン株が主流となっている。

各国当局の30日の発表によると、英国とポルトガルは1日当たりの新規感染者がそれぞれ18万9213人、2万8659人で、いずれも過去最多を更新。フランスは20万6243人で前日をやや下回ったものの、2日連続で20万人を超えた。

イタリアは12万6888人で、初めて10万人を上回った。ギリシャも3万5580人で過去最多となった。フランスでは今週初めに感染者の検査で60%以上がオミクロン株となり、国内の流行の主流となったことが初めて確認された。英国では人口の大半が居住する南部イングランドでオミクロン株が90%以上を占め、特に首都ロンドンで急拡大している。(共同)

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