米ウォルマートを非難 中国、新疆問題めぐり

中国江蘇省南京にある「サムズクラブ」=2021年12月25日(共同)
中国江蘇省南京にある「サムズクラブ」=2021年12月25日(共同)

中国にある米小売り大手ウォルマート系の会員制スーパー「サムズクラブ」が、新疆(しんきょう)ウイグル自治区の産品の販売を正当な理由もなく停止したとの非難が中国で広がり、共産党中央規律検査委員会は31日、「新疆産品のボイコットは必ず失敗する」と同社を非難した。

中国で最近、サムズクラブが新疆産品の販売を停止したと伝えられ、不満を持つ利用者の間で退会を呼び掛ける声が広がっている。販売停止の背景は不明だが、同委員会は声明で、退会呼び掛けを「国家の利益を断固として守る立場を示したものだ」と評価。サムズクラブが在庫不足を理由にしているのは「人を欺く口実だ」と批判した。

米国は新疆からの物品輸入を原則禁止する「ウイグル強制労働防止法」を成立させるなど対中圧力を強めており、中国は反発している。(共同)