今年の最後の取引となる大納会を迎えた30日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。下げ幅は一時300円を超えた。帰省や旅行の人出が昨年と比べて増加し、新型コロナウイルス感染拡大が懸念された。
午前10時現在は前日終値比127円82銭安の2万8779円06銭。東証株価指数(TOPIX)は6・78ポイント安の1992・21。
国内では航空便や鉄道の利用が回復している。人の移動が増える中、新規感染者数が増加傾向にあることや新変異株「オミクロン株」の感染が広がっていることが相場の重荷となった。