1000メートルも五輪確実の小平奈緒、五輪へ着々

【北京五輪スピードスケート日本代表選手選考競技会】女子1000m 優勝した小平奈緒=30日、長野市のエムウェーブ(桐原正道撮影)
【北京五輪スピードスケート日本代表選手選考競技会】女子1000m 優勝した小平奈緒=30日、長野市のエムウェーブ(桐原正道撮影)

スピードスケートの北京冬季五輪代表選考会第2日は30日、長野市エムウェーブで行われ、女子1000メートルは小平奈緒(相沢病院)が1分14秒82で1位となって代表入りを確実にした。小平は五輪2連覇を目指す500メートルでも出場権を得ている。「着実に積み上がってきているものが自分の感覚の中にある」と力を込めた。

最初の2歩目で体が浮き、スタートダッシュに失敗。それでもその後に加速して600メートルを全体トップの45秒31で通過すると、最後の1周も安定した滑りで1分14秒82をマークした。1000メートルは2018年平昌五輪で銀メダルを獲得した種目。「確実に五輪の舞台で滑りたいとの思いがあったので、すごく気合の入ったレースができた」と納得の表情をみせた。

今季はここまで500メートル中心の調整を続けてきたが、今大会は500メートルを回避し1000メートルに照準を絞って調整した。「500メートルとは違う滑りの繊細さが磨かれてきている」。一歩ずつ、北京に向けた準備は進んでいるようだ。

35歳のベテランは「五輪にピークを持っていければ。ただただそのことだけを考え、日々を過ごしていきたい」と気を引き締めた。(橋本謙太郎)

会員限定記事会員サービス詳細