ランボルギーニ約30台が九州を疾走 美しい日本の風景めぐるツアー「GIRO JAPAN」

スーパーカーの歴史を切り開き、世界に驚きや熱狂を与えてきた高級車メーカー、ランボルギーニ。その感性に訴える走りとデザインを美しい景色のなかで堪能する特別なドライビングツアー「GIRO JAPAN 2021」が12月、九州で開かれた。日本で4回目となる今回は、最新モデルや貴重な限定生産車など約30台が集結。参加オーナーは宮崎から大分の景勝を巡る総距離約400キロをともに駆け抜け、サーキット走行も体験し、ランボルギーニと日本文化の出合いが織り成す悦楽に酔いしれた。

温暖で自然豊かな土地の魅力を味わう

「ようやく皆様とGIRO JAPANで再会できたことを大変嬉しく思います」。12月10日、かつて九州・沖縄サミット外相会合の会場となったシーガイアコンベンションセンター(宮崎市)。前夜祭となるガラ・ディナーに集まったフォーマルな装いのオーナーや家族を前に、ランボルギーニ Head of Japanのダビデ・スフレコラ氏がこう呼びかけ、3日間にわたるツアーが開幕した。

ガラ・ディナーであいさつするダビデ・スフレコラ氏(左)ランボルギーニの車両が会場の雰囲気を盛り上げた
ガラ・ディナーであいさつするダビデ・スフレコラ氏(左)ランボルギーニの車両が会場の雰囲気を盛り上げた

イタリア語で「周遊」を意味するGIROはオーナーに新たな体験を提案し、普段は接点のない人々にもブランドの存在感を示す重要な機会。本拠地イタリアのほか、米国や中国など世界中で開催し、日本では17年の名古屋・大阪を皮切りに18年、19年の北海道と続いてきた。新型コロナウイルスの影響で開催できなかった20年をはさみ、2年ぶりの“再会”となった。

九州初上陸となる今回は、温暖な気候のもとランボルギーニを駆って、自然豊かな土地特有の魅力を味わう充実の内容だ。いよいよドライビングに入る翌11日には、プレミアムなツアーにふさわしい車種が勢ぞろいした。

生産7台の日本限定アヴェンタドールも登場

まず、V型10気筒エンジン搭載の主力車をベースに、モータースポーツの技術やノウハウを凝縮して開発したレース仕込みの公道仕様車「Huracán(ウラカン) STO」。20年11月の発表から評判を呼び、初年度分は既に完売した希少なモデルだ。また、蛍光色のボディが街並みに映える「Huracán EVO Fluo Capsule」も、ツアーに彩りを加えていた。

蛍光色が景色に映える「Huracán EVO Fluo Capsule」
蛍光色が景色に映える「Huracán EVO Fluo Capsule」

人気のスーパーSUV(スポーツ用多目的車)「Urus(ウルス)」はもちろん、V型12気筒エンジンのフラッグシップモデル「Aventador(アヴェンタドール)」のうち、7台しか生産されない日本限定モデルなども並ぶ車列は圧巻の光景だった。

色鮮やかな参加車両が勢ぞろいする光景は圧巻
色鮮やかな参加車両が勢ぞろいする光景は圧巻

この日は安全運転の祈祷(きとう)を受けた後、地元の和太鼓奏者によるパフォーマンスに見送られてスタート。宮崎市から大分県別府市まで太平洋沿いを北上する約270キロのルートを、ランボルギーニの象徴ともいえる自然吸気(NA)エンジンの咆哮を響かせながら疾走した。

海岸線をウルスが走り(左)、温泉街をウラカンが駆ける
海岸線をウルスが走り(左)、温泉街をウラカンが駆ける

南国を思わせる海岸線から、「和」の癒しを感じる温泉街まで変わりゆく景色がドライビング体験を豊かに演出する。沿道で目を輝かせながら旗を振る地元の子どもたちの歓待がさらに花を添え、普段から最高峰ブランドを乗りこなすオーナーにも笑顔が広がった。

沿道で歓待する地元の子どもたちはスーパーカーの姿にあこがれの眼差しを向けていた
沿道で歓待する地元の子どもたちはスーパーカーの姿にあこがれの眼差しを向けていた

途中、日本三大灘の一つともいわれる日向灘と、滝で有名な尾鈴連山が交わる風光明媚(めいび)な地に位置する「都農ワイナリー」(宮崎県)や、国内有数のサーフスポット金ケ浜(同)を望むランチ会場などじっくりと景観を楽しむぜいたくな時間も。別府市に到着後のディナーでは、盛大な花火が打ちあがり“日本再発見”ともいえる1日を締めくくった。

貸し切りのオートポリスでハイパフォーマンス堪能

最終日はこのツアーのハイライトともいえるサーキット走行に向け、別府市を発つと、東九州自動車道などを経て、雄大な阿蘇山の外輪山をまわる「ミルクロード」に入った。広大な草原に延びる尾根のワインディングで爽快なドライビングを楽しみ、日本有数の国際サーキット「オートポリスインターナショナルレーシングコース」(大分県)にあっという間に到着した。

阿蘇外輪山の尾根に伸びるミルクロード
阿蘇外輪山の尾根に伸びるミルクロード

貸し切りのコースを色鮮やかなランボルギーニのマシンのみが走り抜ける光景は、公道と異なるスーパーカーの気高さを感じさせる。初冬の澄み切った空気をエンジン音で震わせながら、パフォーマンスの高さを存分に味わったドライバーの満足感をにじませた笑顔がこのツアーの成果を物語っていた。

オートポリスの体験走行で、パフォーマンスの高さを存分に発揮するランボルギーニ
オートポリスの体験走行で、パフォーマンスの高さを存分に発揮するランボルギーニ

今後も「GIRO JAPAN」は日本のドライビングコースを舞台に開催する予定。ランボルギーニとともに次はどんな景色に出合えるか楽しみだ。

提供:アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパン



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