天安門元学生リーダー王丹氏の母死去 最期に会えず嘆き

天安門事件の学生指導者の一人、王丹氏
天安門事件の学生指導者の一人、王丹氏

1989年の中国の天安門事件で弾圧された民主化運動の元学生リーダーで米国に亡命した王丹氏は、中国時間の28日、北京在住の母、王凌雲さんが脳出血のため病院で死去したとツイッターで明かした。86歳だった。中国当局は王丹氏の入国を許可せず、「最期に一目会うことがかなわなかった」と嘆いた。

投稿によると、凌雲さんは北京大を卒業後、長年博物館に勤務。中国近代史や共産党史を研究していた。事件後には凌雲さんも約50日間当局に拘束された。王丹氏は、当局の圧力に屈しない「最も偉大で強い母だった」と回顧。「晩年の願いは私が北京に戻り母のそばにいられるようになることだった」とつづった。(共同)