新宿・歌舞伎町のホテルから子供転落死 母親が転落させたか

ホテルの敷地で子供が倒れていた現場周辺=29日午前11時4分、東京都新宿区歌舞伎町
ホテルの敷地で子供が倒れていた現場周辺=29日午前11時4分、東京都新宿区歌舞伎町

29日午前7時ごろ、東京都新宿区歌舞伎町のホテルの前で男児が倒れているのを付近の交番の警察官が発見した。警視庁新宿署によると、男児はホテルに滞在していた9歳の小学生とみられ、その場で死亡が確認された。同署はホテル内にいた母親(47)が男児を転落させたとみて、殺人容疑を視野に事情を聴いている。

同署によると、何かが落ちるような大きな音を聞いて駆け付けた警察官が、倒れている男児を発見。ホテルの23階に人影が見えたため、向かったところ、通路に母親と長女(7)がいたという。

23階の非常階段付近には、母親のものとみられるブーツが、そろえた状態で残されていた。調べに対し「3人で無理心中しようと思い、息子を階段の柵に座らせた」という趣旨の供述をしているという。同署は母親が突き落とした可能性もあるとみている。

母親は神奈川県川崎市在住。亡くなった男児は長男で、長女と夫の4人暮らしだった。母親は28日午後5時半ごろ、子供2人とホテルにチェックイン。17階の部屋に滞在していたとみられる。

母親は精神疾患があり、以前から精神的に不安定な状態だったとみられる。