40歳・宮崎大輔が来季ハンド日本リーグ復帰へ アースフレンズ監督兼選手

来季から日本ハンドボールリーグに新規参入するアースフレンズの宮崎大輔監督兼選手(右)と山野勝行社長=12月11日、東京・大田区総合体育館(宝田将志撮影)
来季から日本ハンドボールリーグに新規参入するアースフレンズの宮崎大輔監督兼選手(右)と山野勝行社長=12月11日、東京・大田区総合体育館(宝田将志撮影)

ハンドボール男子元日本代表の宮崎大輔が来季、4シーズンぶりに日本リーグ(JHL)に帰ってくる。このほど、監督兼選手を務める「アースフレンズ」のJHL参入が決定。40歳となった〝ミスターハンドボール〟は「まずは1勝。そして、『ここでプレーしたい』と思ってもらえるチームを3年以内に作っていく」と意気込んでいる。

アースフレンズは今年6月に設立されたばかりの新興チームだ。ホームタウンは東京都大田区など。運営は、バスケットボール男子Bリーグ2部のアースフレンズ東京Zと同じGWCが担っている。

初代指揮官を宮崎に託したGWCの山野勝行社長は「組織をゼロから作る時、リーダーの影響は色濃く出る。重要な決断だった」と振り返る。

宮崎は日本代表の主軸として長く活躍したほか、テレビ番組にも積極的に出演し、その高い身体能力でハンドボールの知名度を上げてきた功労者である。しかし昨年、知人女性への暴行容疑で警察に逮捕されることに。嫌疑不十分で不起訴処分となったものの、世間の冷たい視線を浴びた。

山野社長は「彼と直接、話して人間的にきちんとしていることは分かった。セカンドチャンスがあることは大切。僕も(仕事で)失敗ばかりです。失敗から成長するストーリーは世の中も求めていると思う」と語る。

監督に就いた宮崎は、かつてのチームメートで、元日本代表の猪妻正活をコーチに招聘(しょうへい)。チームには決まった練習用体育館がないため、大学生と練習試合を組んだり、バスケットボールの東京Zが持つ施設でトレーニングしたりしながら強化を進めている。

一方で、選手としても完全燃焼するため、今月初旬に右肩のクリーニング手術を受けた。

「現役として手術は最後になると思う。納得するプレーができないなら引退を覚悟しないといけない。でも、まだまだやれる感覚がある。コートで宮崎大輔を見せたい」。

JHL通算得点は歴代2位の975点。トップの岩本真典(現トヨタ紡織九州監督)の1079点を視野に入れて戦っていく。(宝田将志)