威嚇射撃でタンチョウ死なす、農家の男性を略式起訴

北海道警察本部=札幌市中央区
北海道警察本部=札幌市中央区

北海道池田町で国の特別天然記念物タンチョウが空気銃で撃たれて死んだ事件で、帯広区検は28日、種の保存法違反などの罪で同町の農業の男性(63)を略式起訴した。

道警などによると、男性は6月5日午前、所有する畑でタンチョウ1羽を空気銃で撃ったとされる。

男性によると、畑に入ろうとしたタンチョウを威嚇するため空気銃を5発発砲。近くで1羽が倒れているのを見つけ、警察に連絡した。「長年タンチョウに畑を荒らされて困っており、釈然としない思いが募っていた」と話している。

釧路湿原などに生息するタンチョウは絶滅の危機にあったが、国や自治体の保護活動が進み、近年は個体数が増え、人里に近づくケースが相次いでいる。