関東第一、8大会ぶりの国立開幕でゴールラッシュ

関東第一―中津東 前半、チーム2点目のゴールを決め、駆けだす関東第一・坂井(中央)=国立競技場
関東第一―中津東 前半、チーム2点目のゴールを決め、駆けだす関東第一・坂井(中央)=国立競技場

第100回全国高校サッカー選手権が28日、東京・国立競技場で開幕した。100回大会の節目に国立競技場へ戻ってきた選手権で、関東第一(東京B)が爆発した。8大会ぶりとなる〝聖地〟での開幕戦で中津東(大分)を6-0で撃破。池田主将は「迫力があって試合前はすごく緊張したが、1回戦を突破できてよかった」と、完勝発進を喜んだ。

鮮やかなゴールラッシュだった。前半13分にCKの流れから若松のボレーで先制し、9分後にゴール前へ上がったクロスの折り返しに反応した坂井が追加点。前半ロスタイムに藤井、後半3分に本間、後半36分に平形、後半39分に肥田野と次々にネットを揺らした。

高校最高峰の大会を格式の高いスタジアムで戦うことになっても動じなかった。小野監督は「ステージが上がるといつも通りにプレーするのは難しい。しかも国立」と心配していたが、「ほころばずにやってくれた」と教え子を頼もしそうに見つめた。

過去に全国へ駒を進めた3大会では2回戦の壁を破れていない。新たな国立で選手権初ゴールを決めた若松は、「初得点は意識していなかった。乗り越えられていない2回戦に向けて準備したい」と表情を引き締める。大勝に慢心することなく、一戦一戦にすべてをぶつける。(奥山次郎)