大阪の警察車列襲撃 4人目の男逮捕

大阪府警本部=大阪市中央区
大阪府警本部=大阪市中央区

大阪市阿倍野区の路上で10月、大阪府警東成署が証拠品として運んでいた車両から荷物が強奪された事件で、府警は28日、強盗容疑で住所不定の無職、辻充宏容疑者(49)を逮捕した。すでに、主犯として指名手配していた崔浩司容疑者(48)と大森由嗣容疑者(49)、仲間とみられる犬塚誠容疑者(43)の3人を逮捕しており、これで襲撃に関わった全員の身柄が確保された。

逮捕容疑は共謀し10月21日、東成署が窃盗事件に使われたとみられる証拠車両をレッカー車で牽引(けんいん)中、先導するパトカーとの間に辻容疑者の車を割り込ませ、レッカー車を減速させた。直後に大森容疑者運転の車から崔容疑者が降り、証拠車両の荷物を強奪したなどとしている。犬塚容疑者も別の車でレッカー車後方に割り込み、後続の捜査車両などに衝突しながら逃走した疑いがある。

府警によると、辻容疑者は別の窃盗事件の捜査過程で関与が浮上。強奪に使用したとみられる乗用車を所持していた。防犯カメラの捜査などから当時、辻、犬塚両容疑者が滞在していたとみられる大阪市港区の民泊を出発し、阿倍野区の現場に向かう姿が確認され、この途中で携帯電話で崔容疑者らとやり取りする通話履歴も残っていた。事件後も4人は浪速区の民泊で合流していたという。

辻容疑者は容疑を否認しているが、周囲には「俺の口からは言えないが、ニュースを見てほしい。(大森容疑者が)ほんまにアホやわ。下手打ちやがった」などと話していたという。