未執行の死刑囚、108人に 昨年から2人減

法務省=東京都千代田区
法務省=東京都千代田区

法務省によると、死刑判決が確定し執行されていない死刑囚は、今年末時点で108人となる見通しだ。法律上、12月29日以降の年末は執行できない。今年は3人の死刑が執行され、3人が病死した一方、新たに4人の死刑が確定。死刑囚の人数は、昨年末時点から2人減少した。

執行された3人は、兵庫県加古川市の7人刺殺事件の藤城康孝死刑囚(65)、群馬県のパチンコ店員2人殺害事件の高根沢智明(54)、小野川光紀(44)両死刑囚。いずれも12月21日に執行され、令和元年12月以来の死刑執行となった。

静岡地裁が再審開始決定を出した袴田巌さん(85)は釈放されているため、刑事施設に収容中の死刑囚は107人となる。

新たに死刑が確定したのは、近畿3府県で夫や内縁関係にあった男性計4人に青酸化合物を飲ませ、うち3人を殺害した連続青酸殺人事件の筧千佐子死刑囚(75)ら4人。