「国道40号ばばばばばえおうぃおい~」 2021年の誤配信からみる教訓

国土交通省北海道開発局Twitterより(現在は削除済み)
国土交通省北海道開発局Twitterより(現在は削除済み)

2021年は、ニュースアプリや広報アカウントの“誤配信”が例年より目立った印象がある。例えば、国土交通省北海道開発局の「国道40号ばばばばばえおうぃおい~」や、Yahoo!系アプリの「【政府発表】[配信テスト][dev]ゲリラや特殊部隊による攻撃が発生しました」などだ。

これらの誤配信には、笑えるものと笑えないものがある。本記事では21年に起きた誤配信の影響を振り返ることで、配信テストの教訓を探っていこう。

国土交通省北海道開発局の「国道40号ばばばばばえおうぃおい~」

1月19日、道路情報を伝える国土交通省北海道開発局のTwitterアカウントが「国道40号ばばばばばえおうぃおい~べべべべべべべべべえべえええべえべべべえ(9.9km)で通行止を実施しています」という謎のツイートを投稿し、「面白い」「癒やされた」と話題になった。テスト用のテキストがサーバ更新作業中のエラーにより投稿されてしまったという。

「国道40号ばばばばばえおうぃおい~」 国交省北海道の謎ツイート、原因は「サーバ更新時のエラー」

これが笑い話になれたのは、主に「ばばばばばえおうぃおい~」の語感のよさだろう。

少し細かく見てみる。このツイートが投稿されたとき、一部では国道40号が実際に渋滞しているのかを気にする人も見られたが、楽観的に言葉を面白がる人が多い印象だった。

これは語感のよさの他にいくつかの要素が組み合わさった結果だ。「国道40号を走っていない人には関係のない情報である」「命の危険に(即座には)関係しない情報である」「明らかに何かミスが起きていると分かる」――これらがあるから笑えたといえるだろう。

アプリ版「Yahoo! JAPAN」の「阿蘇山で噴火が発生(14時59分)」

9月9日、アプリ版「Yahoo! JAPAN」が「阿蘇山で噴火が発生(14時59分)」という内容のプッシュ通知を誤配信した。ヤフーは同日に災害情報の配信テストをしており、人為的なミスが原因という。