傷害致死罪に切り替え追起訴 大阪、遺体発見の知人男

大阪地検
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大阪市中央区のマンション一室で10月、住人の会社社長、八ツ田(やつだ)和夫さん=当時(67)=の遺体が見つかった事件で、大阪地検は27日、殺人容疑で再逮捕された知人で韓国籍の会社員、金歓喜容疑者(65)=傷害と暴行の罪で起訴=を傷害致死罪に切り替え追起訴した。金被告は10月2日に「第1発見者」として通報していた。地検は傷害致死罪を適用した理由を「捜査の結果」としている。

起訴状によると、9月29日、中央区のマンションで、鈍器で八ツ田さんの頭や肩を複数回殴るなどの暴行を加え、多発性外傷による出血性ショックで死亡させたとしている。

大阪府警によると、金被告と八ツ田さんは40年来の知人。2人の間に会社の経営を巡ってトラブルがあった可能性があるとみて捜査していた。金被告は八ツ田さんへの傷害と暴行の罪でも起訴されている。

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