報徳学園、屈指の好カード制す FW、バックスともに躍動

【報徳学園-茗渓学園】後半、突進する報徳学園の山村(右)=花園ラグビー場(福島範和撮影)
【報徳学園-茗渓学園】後半、突進する報徳学園の山村(右)=花園ラグビー場(福島範和撮影)

第101回全国高校ラグビー大会は27日、51校が参加して大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開幕。1回戦8試合が行われ、報徳学園(兵庫)は茗渓学園(茨城)を19-7で破り、2回戦に進んだ。

手堅い連続攻撃や持ち前の展開ラグビーを披露した報徳学園が、優勝経験のある茗渓学園とぶつかった1回戦屈指の好カードを制した。

報徳学園は前半3分、敵陣深くでのラインアウトからの密集でFW陣がゴールライン前に詰め寄ると、プロップ木谷がねじ込んで先制。13分にもラインアウトからモールを作ってゴール前に押し込み、最後は主将のCTB山村が巧みな個人技で相手をかわしてインゴールに持ち込んだ。

28分には海老沢が自陣で相手のパスをインターセプト。そのまま75メートルを独走し、中央に3本目のトライを決めた。

今年度のチームの強みはスピードとうまさを兼ね備えたバックス陣。相手を鮮やかに抜き去るステップを武器とする山村は映像を繰り返し見て研究を重ね「相手と1対1の状況を作れたら抜ける自信がある」と胸を張る。

この日はFW陣も圧力をかけ続けて奮闘し、西條監督は「接点で低くて激しくきた茗渓学園に負けなかったのが今日の勝因」とたたえた。先制トライの木谷は「バックスのチームだと思われがちだが、FWがいないとラグビーは始まらない。FWからゲームメークしていく気持ちでぶつかっていく」と意地をのぞかせた。(上阪正人)