異論暴論

「正論」新春特大号 好評販売中 やばいぞ日本! このままでいいわけない

外国人も参加できる東京都武蔵野市の住民投票条例案が否決されたが、この危険な住民投票制度を廃止した沖縄県石垣市の事例を八重山日報の仲新城誠編集主幹が紹介する。その石垣市の尖閣諸島には中国の漁船や公船が押し寄せている。軍事に詳しい作家の杉山隆男氏が、あれよあれよという間に尖閣が占領されてしまう悪夢のシミュレーションを展開。それ以上の悪夢として、国内の原発が全て停止して日本人が寒さに震える可能性にキヤノングローバル戦略研究所の杉山大志研究主幹が警鐘を鳴らす。

姫路大学の平野秀樹特任教授と産経新聞の宮本雅史編集委員は「顔が見えない侵略者」で、手口の巧妙化が進む外資による国土買収に焦点を当てる。日本侵略に軍事力を使う必要はないのかもしれない。宮本氏いわく「戦争といえば、兵士が戦場に臨んで…みたいに考えがちですが、今の中国は武器、弾薬を日本に運ぶ必要などありません。金で土地を押さえてしまえばいいんです」。

もちろん、軍事的な日本侵攻の可能性もあり得る。岩田清文元陸上幕僚長は、「極超音速滑空兵器」のように迎撃不可能な兵器を持つ相手に対しては「撃たれたら撃ち返す」反撃力を持つしかないと主張する。中国は台湾に攻め込む際、日本国内で在日中国人も動員して後方攪乱(かくらん)工作を行う可能性が高い。送電設備や水源といった重要施設を守る「国内防衛」の重要性を、元航空自衛官で作家の数多久遠(あまたくおん)氏が指摘する。

織田邦男元空将は、北大西洋条約機構(NATO)と日米同盟を合体させた軍事同盟により台湾有事を未然防止する夢を描く。作家の竹田恒泰氏が描く「旧宮家養子実現へ」、評論家の潮匡人氏が構想する「憲法改正で国防軍」の初夢も、ぜひとも実現を願いたい。(溝上健良)

発行:産経新聞社。特別定価980円。定期購読(年間9480円、送料無料)は富士山マガジンサービスまで。

フリーダイヤル 0120・223・223

会員限定記事会員サービス詳細