宇野、攻めて〝自己ベスト〟2位

男子で2位となった宇野昌磨のフリー=さいたまスーパーアリーナ
男子で2位となった宇野昌磨のフリー=さいたまスーパーアリーナ

フィギュアスケートの全日本選手権最終日は26日、さいたまスーパーアリーナで行われ、ショートプログラム(SP)2位の宇野昌磨(トヨタ自動車)はフリー3位の合計295・82点で2位となった。

攻めた結果だった。宇野は、4種類の4回転ジャンプを計5本組み込んだフリーで、4本を着氷した。演技後は、ほっとした表情で一息つき、「頑張ったと思います」とすっきりとした表情を浮かべた。

名曲「ボレロ」に乗り、冒頭の4回転ループ、続く4回転サルコーをきれいに決めた。演技後半の4回転トーループは転倒。続く4回転トーループは着氷をこらえ、予定した連続ジャンプにできなかった。最後の3回転半からの3連続ジャンプまで耐え、フリー193・94点をマーク。合計295・82点は非公認ながら自己ベストを更新した。

20歳で初出場した2018年平昌五輪から4年。「もう若くない」と口にすることが多くなった。国内では18歳の鍵山ら若手が台頭した。世界では4回転をより多くプログラムに組み込む高難度化が進む。「僕も置いてかれないようにしなきゃ」との思いが、宇野の向上心を支えている。

「ジャンプ」。世界一へ何が必要かランビエル・コーチに問われた宇野はこう答えた。今季は4回転ループにも再挑戦。五輪シーズンで挑んでいる自身最高難度のプログラムを、「これが僕のベース」と考えている。まだミスなく滑りきったことはない。目指すのは完璧な演技。4年に1度の大舞台で、実現する。(久保まりな)

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