バイデン米大統領は、南アフリカなどアフリカ南部8カ国からの渡航制限を31日に解除する方針を決めた。ホワイトハウス当局者が24日にツイッターで明らかにした。
新型コロナウイルスの新変異株オミクロン株の確認を受け、11月29日から主に外国人を対象に渡航を制限してきた。
疾病対策センター(CDC)の助言に基づく決定で、南アのほかジンバブエやモザンビーク、ボツワナなど。
当局者は「渡航制限で、オミクロン株に対し特にワクチン追加接種が有効だということを理解する時間を得られた」とした。
国務省は、8カ国への米国民を対象にした渡航警戒情報では、4段階のうち最も厳しい「渡航中止」(レベル4)としている。(共同)