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巨大やぐらに大根ぎっしり  宮崎、日本農業遺産

冬の風物詩「大根やぐら」=23日、宮崎市田野町
冬の風物詩「大根やぐら」=23日、宮崎市田野町

巨大な木製やぐらで大根を干す、宮崎の冬の風物詩「大根やぐら」が今年も始まった。宮崎県はたくあん用など加工向け大根の出荷量が日本一。大根やぐらは2021年2月、日本農業遺産に認定されている。

宮崎市田野町では12月下旬の朝、丸太と竹、ひもで組み上げられたやぐらに農家が登り、大根の束をかけていった。田野町と、隣の宮崎市清武町が一大産地。標高千メートルを超す鰐塚山から吹き下ろす冷たく乾いた風と、日当たりの良さが大根のうま味を凝縮し、歯応えを良くするという。気温が低い時は凍結を防ぐためシートで覆い、ストーブをたくこともある。

冬の風物詩「大根やぐら」。やぐらに登って、束ねた大根を干していく=23日、宮崎市田野町
冬の風物詩「大根やぐら」。やぐらに登って、束ねた大根を干していく=23日、宮崎市田野町

やぐらは高さ5メートル、幅150メートルほどのものも。やぐらで干した大根を扱う道本食品の道本英之社長(64)は「重労働の天日干しをせず、塩漬けだけで水分を飛ばすやり方も増えたが、これからも農業遺産の風景を残したい」と話している。