成分量違反20年 日新製薬に業務停止命令

滋賀県は24日、承認書と異なる成分量で医薬品を製造したなどとして医薬品医療機器法に基づき、同県甲賀市の日新製薬に同日から最長75日間の業務停止と業務改善命令を出した。健康被害は確認されていない。

県によると、滋養強壮剤や小児用の感冒薬など5品目で、少なくとも20年前から有効成分を減らしたり、承認を得ていない添加物を加えたりする違反行為があった。虚偽の製造指図書や製造記録も見つかった。

10月に県に情報が寄せられ、無通告で立ち入り検査を実施し発覚した。同社は承認を得ていないと認識しながら、沈殿物をなくしたり、味を良くしたりするために違反行為をしていたという。5品目は滋養強壮剤「ビイレバーキング」や感冒薬「ニシミドン液小児用」など。いずれも昨年10月以降製造しておらず、それ以前に製造したものは回収を進めている。

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