大人の恋愛小説大賞に島本理生さん「2020年の恋人たち」

作家の島本理生さん(川口良介撮影)
作家の島本理生さん(川口良介撮影)

大人がじっくり読める良質の恋愛小説を届けようと「本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞」(文芸春秋主催)が創設され、クリスマスイブの24日、第1回受賞作に島本理生さん(38)の「2020年の恋人たち」(中央公論新社)が決まったと発表された。

事故死した母からワインバーを引き継ぎ、さまざまな出会いや別れを経験する女性の物語。「ファーストラヴ」で直木賞を受けるなど活躍が続く島本さんは「これまでの作品の中で一番、改稿に苦労した小説だったので、とてもうれしい。多くの若い女性にとっての恋愛の縮図のような小説になったのではないか」とコメントした。

同賞は小説誌「オール読物」が企画し、今秋まで1年間に刊行された単行本から編集部が候補5作を決定、首都圏の書店員5人が選考に当たった。